大型連休に入り、多くのサイクリストが遠山郷を訪れるようになりました。これにともない、爽快に走る自動車やオートバイとの接触事故が心配されています。
そこで当倶楽部が独自の対策案を提示します。
『かぐらの湯←→しらびそ高原をより安全に楽しく走る方法』
1.午前9時前に、かぐらの湯を出発
車両は午前9時ごろから増加します。この時刻まえにスタートすると、バイパストンネルでの追い越しに遭うことは、ほとんどありません。迂回になりますが、バイパス道路の整備で、交通量が極端に減少した旧国道152号を走ると、貸切りの気分が味わえます。
2.上村小学校から行くのを止める
上村小学校~下栗の里は生活道路です。観光シーズンは住民の軽トラ、営業車両、県外ナンバーの自動車とオートバイが狭い道を往来します。この区間だけは、ヤビツ峠の現状と似ており、地元住民から「危ないので違う道から上ってほしい」との要望がでています。
3.しらびそ高原は、上島か矢筈から行く
地元住民の言う「違う道」とは、上島と矢筈。上島はおもに登山客の車両が往来する道路ですが、現在は、ほとんど使われていません。ただし、つづら折りの区間は最大勾配が38%あるので脚質が問われます。上級者向きです。
上島→ https://minamisinsyu.amebaownd.com/pages/517593/page_201606182039
矢筈は矢筈トンネル出口から、しらびそ高原に向かう道路で上島と比べれば、ゆるやかです。
道幅もひろく、交通量も少ないため、地元のプロ育成チーム「ボンシャンス」がトレーニングコースとして使います。グループや初心者向きです。
4.帰りは、しらびそ高原→下栗の里→上島がおすすめ!
しらびそ高原に到着したサイクリストの帰路を見ると、絶景が楽しめる、天空の里ビューポイントに立ち寄るため下栗の里を目指す人が増えています。午後3時を過ぎれば、下栗の里までのぼる車両は減りますが、下栗の里~上島なら車両はほとんど見かけません。
矢筈→しらびそ高原→下栗の里→上島ルートをご検討ください。
参考ルートマップ http://www.bicyclemap.net/map/?z=12&ll=35.399666_138.01472
注意:対策案を書きましたが、絶対に安心とはいえません。交通ルールとマナーは必ず守ってください。なお、上島の道路はオートバイのルートとして人気が出てきたようです。今後は交通量が増えるかも知れません。
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